Web面接でカンペを使ってもOK?メリットやバレないための対策を解説
目次
- Web面接でカンペを使ってもOK?
- Web面接でカンペを用意している人は約2割!
- Web面接でカンぺを使うとバレる?
- 目線の位置でバレる
- 答え方が不自然になりバレる
- Web面接でカンペを使用する3つのメリット
- 落ち着いてWeb面接を受けられる
- 伝え忘れをなくせる
- 相手にわかりやすく伝えられる
- Web面接でカンペを使用する2つのデメリット
- 想定外の質問に対応できない
- 熱意が伝わりづらくなる
- カンペを読んでいることがバレないための対策
- カンペの置き方を工夫する
- 箇条書きで簡潔に内容をまとめる
- 大きい文字でカンペを書く
- 面接対策に不安があればシーカーズポートへ相談しよう!
「Web面接でカンペを使っても良いの?」
「カンペを使ってもバレない方法は?」
Web面接でうまく自己PRや志望理由を伝えるために、カンペを使用するか迷っている方もいるでしょう。結論から解説すると、 Web面接においてカンペを使ってもOKかどうかは面接担当者によって考えが異なります。
本記事では、面接担当者に対して行った調査をもとに、Web面接でカンペを使ってもOKかどうかや使用するメリット、バレないための対策を解説します。Web面接でのバレないカンペの使用方法を身につけて、転職成功につなげましょう。
Web面接でカンペを使ってもOK?
Web面接でカンペを使ってもOKかどうかは、面接担当者によって考えが異なります。
日研トータルソーシング株式会社が企業の面接担当者に行ったアンケート調査によると、56.5%[2] の人がWeb面接でのカンペの使用を問題ないと回答しました。理由は、以下の3点です。
- 人柄が伝われば構わない
- 話している内容が理解できればOK
- カンペを使用しても考えをまとめられるため問題ない
一方で、43.5%の[3] 面接担当者は、以下の理由によりカンペの使用を望ましくないと回答しました。
- 本来の能力やポテンシャルを判断しづらい
- 対面と同じ状況で行いたい
このように、約4割の面接担当者がWeb面接でのカンペの使用を望ましくないと思っているので、バレないようにしましょう。(※参考:日研トータルソーシング「Web面接のカンペはバレる?使ってOK?それとも落ちる?面接官にアンケート!」)
また、カンペを使用しているときに、ずっとカンペを見ていたり棒読みになったりする場合は、マナー違反になる恐れがあります。後述する「カンペを読んでいることがバレないための対策」を参考にして、気づかれずにカンペを使用しましょう。
Web面接でカンペを用意している人は約2割!
対面の面接と異なり、Web面接では本人やその背景以外は見えないため、カンペを使用する人が一定数います。
株式会社キャリアデザインセンターのアンケート調査によると、約2割の人[5] がWeb面接でカンペを用意し話していると回答しました。さらに、Web面接のメリットとして「カンペを準備しておける」と回答した人も約3割おり、使用している人は多い傾向です。
しかし「カンペを用意できるからつい準備不足になりがち[6] 」とコメントした人もおり、Web面接においての回答に支障が出る可能性もあります。そのため、Web面接時には、カンペだけに頼らず準備・対策して本番に望みましょう。
※参考:株式会社キャリアデザインセンター「アンケート」
Web面接でカンぺを使うとバレる?
Web面接では、以下の理由によりカンペの使用がバレる可能性があります。
- 目線の位置でバレる
- 答え方が不自然になりバレる
カンペの使用により、面接担当者が受ける印象を理解して、使用するかどうかを決めましょう。
目線の位置でバレる
Web面接でカンペを使うと、視線が下に向いてしまい、メモを見ているのがバレる可能性があります。本来、Web面接中はカメラの方向を向いている必要がありますが、カンペの文章に目を取られ目線が合わなくなってしまうのです。
また、カンペを使用すると目線が左右や上下に動く可能性があり、面接担当者から見ると不自然に映る恐れがあります。
基本的に、話す際には目線が動かないはずなので、カンペを置く位置がカメラから離れすぎないようにしてください。
答え方が不自然になりバレる
質問への回答が不自然になり、カンペの使用がバレる可能性もあります。
カンペを見て話すと、文章をそのまま読んでいる棒読みのような話し方になる場合が多いからです。面接では会話のやり取りをする必要があるので、記載されている内容のみを話すのは不自然に映るでしょう。
棒読みになってしまうと、人柄やこれまでやってきた活動が伝わらずバレる可能性もあります。カンペを使用する場合でも、しっかりと練習を行い、自然に回答できるようにしてください。
Web面接でカンペを使用する3つのメリット
Web面接では、カンペを使用すると、3つのメリットを得られます。
- 落ち着いてWeb面接を受けられる
- 伝え忘れをなくせる
- 相手にわかりやすく伝えられる
メリットを理解したうえで、効果的にカンペを利用しましょう。
落ち着いてWeb面接を受けられる
カンペを用意すると、それだけで落ち着ける可能性があります。「話す内容を忘れても、カンペを見れば思い出し伝えられる」という安心感を得られるからです。
さらに、直前までWeb面接の準備もしやすく、精神的な余裕を得られます。落ち着いて面接準備ができ、パフォーマンスを最大限発揮できるでしょう。
特に、緊張しやすい方はカンペの使用により落ち着いて話せる可能性が高くなります。
伝え忘れをなくせる
伝え忘れをなくせる点も、カンペを使用するメリットの一つです。Web面接は、プレッシャーがかかる中で会話するため、緊張してしまい伝え忘れが起きる可能性があります。
仮に話す内容を忘れていてもカンペを用意しておくと、すぐに思い出し落ち着いて話せるでしょう。
具体的に、以下の重要なポイントをカンペとして用意してください。
- 自己PRのエピソード
- 企業理念
- 志望企業のサービス
- 逆質問
このようにカンペで用意しておくと、頭が真っ白になった際にも落ち着いて対応できます。伝えたい内容をカンペに記載しておきましょう。
相手にわかりやすく伝えられる
Web面接でカンペを使用すると、相手が理解しやすいように伝えられます。あらかじめ話の流れをカンペに記載すると、論理的な話し方ができ、相手にわかりやすく伝えられるでしょう。
例えば、これまでの経歴や今の仕事内容を説明する場合、話す力が求められるためカンペの使用が効果的です。
特に、面接先が現在勤めている企業と業種・仕事内容が異なるとき、相手に専門知識がない場合が多く、事細かに説明しないといけません。
そのため、カンペで時系列や内容を記載しておくと、複雑な内容でも説明しやすくなるでしょう。
Web面接でカンペを使用する2つのデメリット
メリットの多いWeb面接におけるカンペの使用ですが、以下2点のデメリットもあります。
- 想定外の質問に対応できない
- 熱意が伝わりづらくなる
カンペを使用するデメリットを理解したうえで、活用してください。
想定外の質問に対応できない
Web面接でカンペを使用すると、事前に用意している質問には答えやすくなりますが、想定外の問いには回答できない可能性が高くなります。
特に、カンペに記載している以外の内容を準備していなければ、回答に時間がかかることもあるでしょう。
それにより、面接担当者から見ると「スムーズに話せるとき」と「回答に時間がかかるとき」の差が大きいように見える可能性があります。
したがって、カンペを書く際には、さまざまなパターンの回答を記載しておき、想定外の質問に対応できるようにすることが必要です。
さらに、カンペに頼るだけでなく、家族や友人などの身近な人や転職エージェントと面接練習をしておくと、予想外の質問にも円滑に回答できるようになります。
熱意が伝わりづらくなる
自身の思いや熱意が伝わりづらい点も、カンペを使用するデメリットの一つです。理由は、カンペを読み上げることに集中してしまい、言葉に対して思いを乗せられないからです。
それにより、面接担当者からは「話している内容は本当なのか?」といった疑問が出たり「人柄がわからない」といった懸念が出てきたりする可能性があります。
そして、熱意が伝わらなければ評価ができないので、面接に通過しない恐れもあります。Web面接でカンペを使用する場合でも、表情を豊かにしつつ、自分の言葉で話しましょう。
また、カメラをはっきりと見て話すと、さらに熱意が伝わりやすくなります。
カンペを読んでいることがバレないための対策
カンペを読んでいることがバレないための対策として、以下の3点が挙げられます。
- カンペの置き方を工夫する
- 箇条書きで簡潔に内容をまとめる
- 大きい文字でカンペを書く
どの方法も面接担当者から見て不自然に映らないために必要です。対策を理解して、適切なカンペの使用につなげましょう。
カンペの置き方を工夫する
不自然な目線によりカンペの使用をバレることを防ぐために、置き方を工夫しましょう。目線が下や横に不自然に動かないようにするため必要です。
具体的には、カンペをノートに書くのではなく、付箋にメモ書きして画面と近い部分に用意する方法が挙げられます。
ほかにも、デスクトップ上でWordやメモ帳を開き、目線を落とさない対策も効果的です。スマホを利用する場合は、画面の目線上に用意しておきましょう。
箇条書きで簡潔に内容をまとめる
Web面接で用意するカンペを文章化すると、話す際に棒読みになる場合があるので、箇条書きで簡潔に内容をまとめてください。
箇条書きでまとめることで、記載されていない文章は自分の頭で瞬時に考えられ、柔軟な会話になります。
そのほかにも、箇条書きした内容は、違う質問に転用できることがあります。箇条書きの要素を抽出して、多種多様な質問に回答できるようになりましょう。
大きい文字でカンペを書く
Web面接において、カンペを書く際には、大きい文字で書くようにしましょう。
カンペを小さい文字で書くと目を凝らしてしまい、面接担当者からは不自然な印象になります。一方で、大きい文字でカンペを書くと、少しメモを見るだけで確認でき自然に回答できます。
パッと見たときに瞬時に理解できるかどうかを基準にして、カンペの文字を記載してください。
面接対策に不安があればシーカーズポートへ相談しよう!
Web面接でカンペを使って良いかどうかは、企業や面接担当者によって異なります。バレないと感じる方もいるかもしれませんが、目線の動きや答え方が不自然になり気づかれる可能性があります。
一方で、カンペを使用すると、落ち着いて対応できたり、相手にわかりやすく伝えられたりできるのがメリットです。カンペを置く場所の工夫や箇条書きをして、バレずに活用しましょう。
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